マウスピース矯正は矯正以外の治療技術で歯科医院を選ぶことがおすすめ【さいたま市浦和の歯科医師監修】
「歯列矯正をしてみよう」
そう決めたら、どこの歯科医院で治療をするのかを決めます。検索をしてホームページを見ると、どの歯科医院もしっかりした治療をしてくれそうです。
特に、マウスピース矯正は見た目も目立ちにくく、費用も下がってきているように感じます。
果たしてどんな基準で、歯列矯正をする歯科医院を選べばいいのでしょうか?
この記事では、歯列矯正(特にマウスピース矯正)を行う前に知っていただきたいことをまとめてみました。

監修者 黒﨑俊一
歯学博士、補綴専門医
院長の黒﨑は、歯科大学で講師を務め、歯学部学生を指導しています。また歯科医師向けの講習会で講師も務め、歯科医師の指導もしています。さいたま市で4名しかいない補綴(かみ合わせ)専門医でもあります。
目次
歯列矯正をしたいけど、迷っているあなたへ
歯列矯正は依然と比較して手軽になってきたと言えるのではないでしょうか。透明なマウスピース矯正の登場で、矯正器具が目立たず、取り外しができるので、食事もしやすくなりました。
一方で、歯列矯正ができる歯科医院が増えたので、どこで治療をすればいいのかを迷うかもしれませんし、値段の妥当性も判断が難しくなっています。
歯科医院によっては、安さを売りにするために、前歯などの部分的な矯正を進めるところもあります。出っ歯などで、前歯が気になっている人は部分的な矯正でも良さそうなものですが、うまく行くのは、前歯以外の歯が並んでいる場合です。
逆に歯並びが悪いので、マウスピース矯正が難しく、ワイヤー金具の矯正をすすめられることもあります。確かに、ワイヤー矯正の方が歯を強く動かすことができそうな気がします。しかし、マウスピース矯正の症例数は増えており、ソフトの解析シミュレーションの精度も上がっているので、難症例にも対応ができるようになっています。難症例はワイヤーがいいと考えている歯科医師は、マウスピース矯正の経験が少ないのかもしれません。
歯列矯正はどの歯科医師でも治療ができるというわけではありません。歯列矯正の専門スキルを持った歯科医師がおり、それぞれワイヤーが得意であったり、マウスピースが得意であったりします。もちろん、矯正専門の市会員では、症例数も多いので、両方ができる歯科医師もいます。
さて、マウスピース矯正がよさそうに思うけれど、どの歯科医院で歯列矯正をすればいいのかと迷いやすくなっているとも言えそうです。
マウスピース矯正のメリットは?
マウスピース矯正のメリットを改めて整理してみます。
マウスピース矯正8つの特徴
1 歯科医でも気づかないほど目立たない!
装置(マウスピース)は、薄く透明なプラスチックでできているため治療中であることを気づかれません。だから、矯正治療中でも、歯を見せることを気にせず、笑顔を見せることができます。
2 装着時の痛みがあまりない!
矯正を行う際、歯に装着させる装置、ブラケットを使用しないため、頬の内側や唇、舌などの粘膜を傷つけることがありません。新しいマウスピースを装着時、最初は締めつけられる感覚がありますが、数日後にはそれがなくなります。
3 マウスピースは取り外し可能!
マウスピースは取り外しが可能。歯磨きやフロス(糸ようじ)で、歯をしっかりと隅々まで磨くことができます。従来の矯正装置ではどうしても磨きにくい部分がありました。しかし、この装置では歯も装置も常に清潔に保つことができます。普段の生活の中でも何も気にすることなく、歯並びを良くすることができるのです。
4 快適な食事を楽しめる!
矯正を行う際、歯に装着させるお食事の時にはマウスピースを外すため、従来の矯正装置のように食べ物が装置に絡むことなく、治療前同様の食事ができます。
5 金属アレルギーの方も安心!
マウスピースはすべて薄いプラスチック製。金属アレルギーがある方でも、安心して装着することができます。
6 症例が共有されるので、進化が早い
マウスピース矯正の症例数が多いインビザラインでは、デジタルデータを共有しているため、治療の進み具合の精度が上がっています。
7 従来の装置に比べてしゃべりやすい!
厚さ約0.5㎜のマウスピースは、裏側矯正のような厚みや、デコボコした部分がないため、しゃべりづらさや発音障害がほとんどありません。
8 事前にシミュレーションができる
インビザラインの口腔内スキャナアイテロでは、口腔内スキャナでシミュレーションができるので、治療前の完成イメージを確認することができます。
歯列矯正の歯科医院を選ぶ基準は?
歯列矯正は、矯正の専門医が治療をします。歯科医院の院長が矯正医であったり、矯正医が院内にいる場合は、院内スタッフでの治療となります。しかし、歯科医院によっては矯正医がいない場合も多く、こうした場合はフリーランスの矯正医が定期的に来ていることがあります。フリーの矯正医は技術が高いことが多いですが、治療日が矯正の出勤日に限定されることがあります。フリーランスの矯正医に支払う費用が嵩むことが多く、料金が割高になることもあります。
そう考えると、矯正歯科の選び方は、
・症例数・実績
・院内スタッフと外部スタッフのどちらが治療をするのか?
・通院場所と日程
・費用
となりますが、もうひとつ大切なことがあります。
それは、矯正以外の治療をどうするのかということです。虫歯や歯周病がひどい場合は、同時の治療を行うことになりますが、矯正医は矯正の専門であるため、虫歯や歯周病の治療ができないことが少なくありません。矯正の治療がスタートしても、他の歯の治療は他の歯科医院に行くように言われると、複数の歯科医院に通うことになってしまいます。
ですから、歯列矯正は総合的に歯科医院を選ぶことをおすすめします。
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監修医 くろさき歯科について
くろさき歯科7つの約束
1 様々な矯正方法から、あなたにあった矯正方法を提案します。
矯正治療は常に新しい技術が開発されています。様々な研修に参加し、常に最新の方法を取り入れるようにしています。マウスピース、表側、裏側、またそれらを組み合わせた治療も可能です。たとえば、上はマウスピース、下はワイヤー矯正なども可能です。
2 むし歯、歯周病が心配な方にも安心して矯正治療を受けていただいています。
むし歯や歯周病を含めた治療計画を立て、多数の実績を持ち、多くの患者様にも喜ばれています。むし歯・歯周病それぞれの学会に所属しているので専門の歯科医師が在籍し、ハイレベルな治療を提供しています。
3 お支払いは、分割、カード払い、デンタルローン(車のローンと同種のもの)などさまざまなお支払いに対応します。
10回まで無金利対応実施中。
※分割払い手数料は「医療法人アーユスくろさき歯科」が負担いたします。
4 口の中だけではなく、体全体を診る治療を行います。
整体師や臨床心理士も在籍し、体と心を幅広く考慮しながら、治療計画を立案します。
5 患者様にわかりやすくご説明しています。
矯正治療といっても、患者様一人一人のお口の状態は異なっています。歯並びや噛み合わせの状態によって、装置や治療の方法が変わってきます。これらの方法について、映像や写真を使って、各診療台に設置したモニターで説明し、納得いただいた上で、治療を行っています。
6 行き当たりばったりではなく、長期で安定した計画的な歯科診療をします。
治療を開始する前に歯の型を採ったり、レントゲン写真を撮ったりして、どのように治療を進めていくかを、予め治療計画を立てた上で、治療を開始します。当院では、科学的な根拠に基づいた診断結果を詳しくご説明します。むし歯、歯周病のご心配な方にも安心していただける治療を行っています。
7 原因をつぶし、根本治療にするための正しいお手入れの方法を徹底指導します。
矯正中のむし歯・歯肉炎の予防は大切です。なぜなら装置がついている間は、みがき残しが出てしまい、むし歯や歯周病になってしまうことがあります。
当院では、大人もお子さまも一人一人のむし歯リスクに応じたケアを予防の専門家である歯科衛生士がサポート
します。
アメリカアライン社認定歯科医院

くろさき歯科はアメリカアライン社の認定を受けました。
今までのワイヤーを使った矯正治療と違い、透明なマウスピースを使った矯正方法です。
透明で目立ちにくく、取り外しもできますので、社会人の方でも、気兼ねなくご利用いただけます。
現在本国アメリカでは、爆発的に普及しており、日本でも現在もっとも注目されている矯正治療方法になります。
少しでもご興味ある方は、無料相談にお越しください。
ワイヤー矯正などの他の矯正との違いや費用間など丁寧にご説明させていただきます。
マウスピース矯正治療の流れ
STEP1 無料矯正相談
ご来院いただきます。歯のお悩みを伺わせていただいた上で、マウスピース矯正の説明と料金の説明をさせていただきます。説明を受けていただいた上で、治療を開始されるかどうかをご検討ください。
STEP2 診査・診断、治療説明
矯正治療をご希望されたならレントゲン、歯型の模型、口腔内・顔の写真など、検査診断をし、おおよその治療時期などを決定します。
STEP3 治療スタート
装置の型を採るマウスピース矯正は、1つの透明な装置でおおよそ0.5㎜歯を移動していきます。1〜2カ月に1回、装置を造り替えるために歯の型を採り、新しい装置を造っていきます。
STEP4 装置を装着する
透明な装置をつけて歯を移動していきます。
STEP5 治療終了。定期メンテナンスへ
歯を動かす治療は終了です。きれいな歯並びをそのまま保つための期間に入ります。歯並びだけでなくむし歯や歯周病のメインテナンスも行います。来院期間は3カ月〜半年に1回程度です。
矯正料金表
初診相談料 1回のみ 無料
検査・診断料 1回のみ 30,000円+税
装置料 800,000円〜+税
調整料・観察料 5,000/来院
保定装置 50,000円/1回 ※1回のみです
治療費のお支払いについて
1 現金でのお支払い
・銀行振込をご希望の方は、受付にお申し付けください。
(振込手数料はご負担ください)
2 カードでのお支払い
・一括払い、分割払い、ボーナス払い、リボ払い等の中からお選びいただけます。
・リボ払いについては、患者さんご自身がカード会社にリボ払いのご利用の申し込みをしていない場合はご利用できません。
・カードのお支払い月額の上限設定をあらかじめご確認ください。
3デンタルローン
1)2〜60回での分割払いが可能
・インターネットのみでお申し込みになります。
・分割回数が、10回払いまでは無金利。
(分割金利手数料は「くろさき歯科」が負担いたします)
・分割回数が、11〜60回払い希望の場合は、分割金手数料がかかります。
(1〜10回分の分割金利手数料もかかります)
医療費控除
治療費は、医療費控除の対象にすることが可能です。
1年間で一家族200万まで、所得に応じて控除を受けられます。
こちらを申請すれば、1割弱くらい税金が帰ってくるので、実質的に治療費を減らすことができます。
※医療費控除とは
確定申告で医療費控除の申請をすることで支払った金額の一部が戻ってきます。
よくある質問
Q1 装置は痛いですか?
個人差はありますが、歯が動き出す2〜3日は痛みが出る場合があります。その後は自然に消失します。
Q2 期間はどれくらいかかりますか?
個人差はありますが、およそ1〜2年です。ただし、マウスピース矯正は装着している時間が短かったり、装着することを忘れたりすると、歯が動かないので期間が長くなってしまうこともあります。
Q3 装置をつけながらやってはいけないスポーツはありますか?
水泳のときは必ず外してください。
歯を強く食いしばってしまうスポーツも、場合によっては外す必要があるときもあります。
Q4 装置をなくした場合の費用はどうなりますか?
再作製が必要な場合は、装置を造るため1回分の費用が追加でかかります。
Q5 治療中の食事に制限はありますか?
マウスピースを外すため、食事には全く制限がありません。
ただし、食後に必ずブラッシングをする必要があります。
Q6 マウスピース矯正ができない場合はありますか?
残念ながらあります。4㎜以上の重なりやすき間がある方や歯を抜いて矯正をした方が良い場合、15歳未満の方には他の矯正方法を紹介しています。マウスピース以外にも、処置前に床装置を使って、歯を移動させてインビザライン矯正をスムーズに行うことができます。また、歯に部分的に装置(ブレース)をつけさせていただいたり、矯正用インプラントをおすすめすることもあります。
Q7 装置をつけているときに食べてはいけない食べ物はありますか?
飲食するときは必ず外してください。痛みがある間は柔らかめのものにしてください。
Q8 装置はどれくらいで慣れますか?
ほとんどの場合2、3日〜1週間くらいで慣れてきます。
Q9 日常生活で気をつけること、制限されることはありますか?
飲食するときは毎回外す必要があります。慣れるまで少し外しづらいです。
Q10 伺った初日は相談だけですか? また、時間はどのくらいかかりますか?
基本的には簡単な診査と相談のみとなります。相談料はいただいておりません。40〜60分程度とお考えください。
Q11 マウスピースを装着すると話しづらいですか?
個人差はありますが、話しづらく感じることもあるそうです。ただ、次第にほぼ慣れてきます。
スタッフ紹介

院長紹介
黒﨑俊一
歯学博士、補綴専門医
院長の黒﨑は、歯科大学で講師を務め、歯学部学生を指導しています。また歯科医師向けの講習会で講師も務め、歯科医師の指導もしています。さいたま市で4名しかいない補綴(かみ合わせ)専門医でもあります。
経歴
平成4年3月:日本大学大学院 補綴専攻 卒業
平成8年11月〜:医療法人社団 アーユス くろさき歯科 勤務
所属団体
・日本補綴学会認定専門医
・日本歯科審美学会
・日本矯正学会
・日本大学歯学部 兼任講師
・さいたま市歯科医師会・さいたま市向小学校 学校医
最新の医療と大学病院との連携で信頼できる治療を
歯科医院を選択される場合、「通いやすい」、「治療が早い」、「治療費が安い」「先生が優しい」等を目安にされることが多いと思われます。しかし、何より歯科治療に求められるものは、信頼できる治療の質であると考えます。『信頼できる医療の提供』が、患者様のご支持を受け、埼玉県全域ばかりでなく、東京・千葉・神奈川等、近県から、また、医師・歯科医師など医療関係の皆様のご来院に現れていると思います。今後とも常に最新の医療情報を取り入れ、また、大学病院などの連携によって、より高度な治療に取り組んでいく所存です。
当院では最新の治療を最高の医師陣で対応するために、歯の治療に必要な矯正・補綴・むし歯・小児・歯周病の各分野に精通した専門の歯科医師を揃えております。
歯科医師は、常に学会や講習会で最新の治療技術を習得し、日々、歯科としての技術の向上に努めています。
むし歯(専門3名) むし歯にならない方法をアドバイス。
補綴(専門1名) 天然の歯に見える差し歯、針金が見えない入れ歯、笑顔を輝かせるホワイトニング。
歯周病(専門1名) お口の中の歯周病菌をTV画面でチェック。
矯正治療(専門3名) 抜かない矯正、スピード矯正、審美矯正。
小児(専門2名) キッズルームがあります。治療中にビデオを見ながら楽しくむし歯治療。また、歯科衛生士の数は地域最多クラスの多さです(10名)。
患者様ごとに適した歯ブラシの選び方、歯ブラシ指導、歯垢除去、クリーニングを丁寧に行っております。当院では、このようなスペシャリストたちが患者様一人一人を総合的にサポートしていきます。また、歯科技工士も、特にそれぞれのスペシャリストと共に、チーム医療に取り組んでいます。かぶせ物(審美歯科)担当の歯科技工士は、技工士学校の講師も務める、その道の専門家です。

当院では治療の前にしっかりとカウンセリングを行います。疑問や不安な点など解消してから治療に入りますので、お気軽にご相談ください。
常に最新の治療をするため、大学病院との連携を図っています。
また、患者様にはリラックスしていただけるよう努めています。
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